ひのきしんスクール講座「大人の発達障害」開催

ひのきしんスクール（橋本武長委員長）は、講座「大人の発達障害」を5月26日午後から27日にかけて、おやさとやかた南右第2棟3階で開催、46人が受講した。

この講座は、発達障害の全体像と利用できる制度やサービスについて学び、その上に立って発達障害の当事者や家族へのおたすけについて考えていくもの。

初日は、臨床心理士の宇田まゆみ氏（敷土分教会教人）が「大人の発達障害」と題して講義。発達障害の概念や症状、また事例を挙げながらおたすけなどでの関わり方のヒントを話した。続いて、辻真一氏（甲京分教会長）が「発達障害の方に寄り添う為に～障害者手帳・制度とサービス～」と題して講義。障害者手帳の種類や所持するメリットなどについて話した。

二日目は、布教部社会福祉課勤務の井上知子氏（本部婦人）、介護福祉士の佐々木直子氏（東萬世分教会長夫人）が、障害のある実子の子育ての景色などを話した。

最後に、登壇者4氏をパネリストに、白熊繁一運営委員が司会をつとめ、受講者からの質問に答える形で、パネルディスカッションが行われた。