本科実践課程 史跡研究

■2021年6月2日

発信者:天理教校

天理教校本科実践課程では、5月8日と29日に史跡研究を行った。8日は、明治14年のかんろだい石出しの地点へ赴き、29日は明治16年の雨乞いづとめにゆかりのある土地を訪れた。

両日とも史跡研究に先立ち、代表の学生がそれぞれの史実を資料にまとめて発表し、その詳細を確認したうえで現地へ向かった。

8日は、浅草詰所横の道を東進し、豊井浄水場を越えたあたりで山道に入った。そこから1㎞ほど進み、かんろだいの石を切り出したと思われる巨石の前に到着した。実際に巨石を目の当たりにすることで、かんろだい石出しの史実をより身近に感じられる一日となった。

29日は、巽〈たつみ〉の角(第4食堂前)→坤〈ひつじさる〉の角(高知詰所横の本通り付近)→乾〈いぬい〉の角(北大路乗降場)→艮〈うしとら〉の角(東筋の北端)の順に、雨乞いづとめが行われた場所を訪れた。それぞれの場所で、当時の情景を想像しながら歩くとともに、教祖や先人のご足跡に思いを馳せる一日となった。

なお今回の史跡研究は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスクの着用を徹底し、密集を避けるため小グループに分かれて実施した。

○かんろだい石出し

 

○雨乞いづとめ