天理教保護司連盟 「自立準備ホーム懇談会」開催
布教部社会福祉課(橋本武長課長)所管の天理教保護司連盟(北嶋眞二郎委員長)は6月25日、「自立準備ホーム懇談会」を2年ぶりに開催。
懇談会では「谷底せり上げを追いかけて」と題し、藤井慶彦氏(天理教浪一分教会長)が基調講演。講師の藤井慶彦氏は、令和5年に行われた前回の「自立準備ホーム懇談会」を受講し、難渋な人々を救う現場となっている自立準備ホームに感銘を受け、すぐさま教会を自立準備ホームに登録。教会の多くの住み込み人の方々に加え、自立準備ホームとして受け入れてこられた方々の体験談を交えながら話を進めた。その後、疑問点や悩み、活動に対する質疑応答が行われ、参加者にとって有意義な時間となった。
なお、この懇談会には、連盟委員をはじめ自立準備ホームに登録されている教会、また関心のある方々23人が参加した。
【自立準備ホーム】
自立準備ホームは「刑務所などを出所後に帰来先の無い人が自立するまでの期間、一時的に住むことができる民間施設」のこと。自立準備ホームは、全国に447カ所の施設が登録。そのうち天理教の教会は43カ所が登録している。