リポート「教祖140年祭ようぼく一斉活動日」第4回 その7 新潟教区(魚沼、上越、中越、中蒲原、北蒲原の各支部)
●新潟教区(近藤洋雄教区長)
◎5月31日開催
魚沼支部(中林昭彦支部長)
長岡市の魚沼分教会を会場に58人が参加した。
会場別プログラムは、村上清太郎・西新陽分教会長が「あと半年 私たちが進むべき道」をテーマに講演。年祭活動に何をすべきかを、ホワイトボードに書き込みながら説明した。
参加者は真剣なまなざしで講師の話に聞き入り、年祭活動のうえに大きな力を得ていた。
〔廣田社友〕
上越支部(山口道則支部長)
上越市の田端分教会を会場に80人が参加した。
会場別プログラムは、「『傾聴』最後まで話を聴ききろう」と題して、傾聴をテーマに実施した。
最初に、傾聴の説明や基礎知識、実際の方法などを動画を視聴して学んだ。その後、参加者は二人一組になり、聞き手と話し手と互いに入れ替わりながら傾聴を体験した。参加者からは「話すことでスッキリした」といった声が聞かれ、心のおたすけにつながることを身をもって知った。
最後に、あいさつに立った佐藤伸吾・布教部長は、今回の傾聴を野球になぞらえ、「相談というボールが来たら、今まではホームランを打つアドバイスをしていたが、これからはキャッチャーになって、まずは相手の話をしっかり受け入れることが大切」とまとめた。
〔奥住社友〕
中越支部(長野義雅支部長)
三条市の三條分教会を会場に99人(うち少年会員5人)が参加した。
会場別プログラムは、三谷正寿・輪島分教会長が記念講話。「令和6年能登半島地震」の発生直後から、自身も被災しながらも、夫婦で避難所での世話取りに尽力する中で、地域の人たちと密接につながり、復興への大きな動きへつながったことや、節から芽が出る姿を目の当たりにしたことなどを話した。
この後、選択プログラムとして「おさづけの取り次ぎ」「ひのきしん」「にをいがけ」の三つのコースを設定し、参加者が選んで取り組んだ。
「おさづけの取り次ぎ」では、取り次ぎの説明やお互いにおさづけを取り次ぎ合い、あらためておさづけの理の尊さを学んだ。「ひのきしん」は、三条大橋の歩道のごみ拾いに勤しんだ。「にをいがけ」は神名流しをした後、にをいがけ用のパネル、横断幕、のぼりを掲げて路傍講演。とりわけ、路傍講演は初体験のようぼくも爽やかに道行く人に教えを伝えた。
なお、今回も復興支援のバザーを実施。当日、少年会員たちが描いた絵入りの支援メッセージを、支援金の目録と合わせて三谷氏に寄託した。
〔三星社友〕
中蒲原支部(大橋雅彦支部長)
新潟市の教務支庁を会場に132人が参加した。
会場別プログラムは、老沼育正・都賀大教会長が「さあ、おさづけを取り次ごう」をテーマに講話。その中で老沼氏は、信仰へ導きいざなうことを本教では「にをいがけ」と表している点にふれ、「にをいとは、教祖のにをい。奇跡を目に見せる、話を耳に聞かせるのでなく、感じてもらおうと。『人の良きよう、喜ぶよう、たすかるよう』という教祖の心を使わせていただくと、教祖のにをいが出る。そのにをいをまとって感じてもらおう」と話した。
また、大ケガを負った子供におさづけを取り次ぎ、鮮やかなご守護を頂いた体験を通して、「おさづけは、しなきゃいけないからするのでなく、『この人にどうしてもたすかっていただきたい』『これならできる』との思いで、陽気ぐらしを目指して実践していこう」と促した。
この後、老沼講師からおさづけの取り次ぎ方の説明を受け、実際に参加者同士で取り次ぎ合った。おさづけを取り次ぐ機会がなかった参加者も、積極的に質問しながら熱心に取り組むなど、おさづけの尊さが心に治まる時間となった。
〔吉澤社友〕
◎6月1日開催
北蒲原支部(井上大樹支部長)
新潟市の北蒲原分教会を会場に130人(うち少年会員23人)が参加した。
同支部では「教祖を身近に」というコンセプトのもと、第1回から毎回趣向を凝らした会場別プログラムを行ってきたが、今回は教祖140年祭たすけ委員会委員長の松村義司本部員を迎えて、記念講話を行った。
松村氏は、教祖のひながたをテーマに、松村家の入信のいきさつを交えながら参加者に分かりやすく話した。
また、ふりかえりの時間では、松村氏が各班を視察し、参加者の話に熱心に耳を傾けていた。
終了後、支部婦人会による手作りコースターのお土産に感激する参加者や、係員全員のお見送りに「次回も参加します」と笑顔で答える参加者の姿も見られた。
〔西濟社友〕