「きょういく講演会」開く – 福島教区
福島教区道の教職員の集い(齋藤元康代表世話人)は11月2日、福島市の「ラコパふくしま」で「きょういく講演会」を開催、22人が参加した。
当日は、「不登校対応講座」として、講師の辻真一・甲京分教会長が講演。辻講師は、不登校対応の基本的な考え方について、不登校に対する正しい認識と、問題行動への正しい理解を持つこと、親がやってはいけないこと、できればやらないほうが良いこと、親がやるべきことなど、事細かに説明した。その後、二人一組で親と子の役になり、してはいけない対応と、怒らず否定せずに聞いたことを復唱する対応のトレーニングを行った。
最後に、辻講師は「不登校のお子さんを抱えている親の心労は大変なものがある。焦りや不安から無理な登校刺激や、その逆に諦めてしまって、状態を悪化させたり、親子関係の不調に陥っている親が多い。専門家に相談しているケースは少なく、ただ心配するだけでは問題は長期化する。まずは不登校への対応方法を学び、適切な対応を」と話を締めくくった。
〔福島教区・関本代表社友〕