立教185年「全教一斉にをいがけデー」 全国各地で実施

■2022年10月12日

“身近な人へのにをいがけ” 胸から胸へ 心一つに実動


立教185年「全教一斉にをいがけデー」は、9月28日から30日にかけて全国各地で実施された。

日ごろ教会などを拠点に、思い思いに展開しているにをいがけ活動を、年に一度、同じ地域に住むようぼく・信者が心を合わせて推進する「にをいがけデー」。提唱90周年の節目を迎えた今年は「身近な人へ御教えを伝えよう」をテーマに掲げた。

推進役を担う布教部(松村登美和部長)では、リーフレット「感謝の心を行いに」を作成。今年は、リーフレットを受け取った人が、教えに対する理解をより一層深められるようにと、お話動画を制作し、リーフレット裏面のQRコードから視聴できるようにした。

各地の教会長をはじめ、ようぼく・信者は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、大勢が一カ所に集まっての活動が難しい状況のなか、家族や近親者、隣人や職場の同僚など、それぞれ“身近な人へのにをいがけ”に取り組んだ。

地域によっては、感染防止対策を講じたうえで、戸別訪問や神名流し、路傍講演に勤しむ教友の姿が見られた。また、リーフレットを手に街頭に立ったり、身上者におさづけを取り次いだり、コロナ下でなかなか会うことができなかった気になるあの人に手紙やはがきを送ったりするなど、ようぼく・信者一人ひとりが自分にできることを考え、胸から胸へ教えを伝えようと、心一つに実動した。