「会津まつり」の式典で雅楽演奏 – 福島「会津天雅会」

■2022年10月3日

会津まつり1

福島教区会津支部の教会長らによる雅楽団体「会津天雅会」は9月23日、会津若松市で開催された「会津まつり」の式典「先人感謝祭」で雅楽演奏を行った。

会津天雅会は平成16年、雅楽の研鑽を目的に発足。現在の会員数は12人で、教内はもとより教外での演奏活動も積極的に行っている。

「先人感謝祭」は、会津の先人への感謝とともに、慰霊と鎮魂の式典として「会津まつり」の期間中に行われている。雅楽演奏は、天雅会を結成する以前の平成10年から教友有志が協力。以後、毎年参加しており、コロナ禍の影響から各行事が中止になるなか、唯一、式典が勤められた際にも演奏してきた。

今年は「会津まつり」開催70年の節目を迎え、3年ぶりに実施される「藩公行列」に先立ち、鶴ヶ城本丸の特設ステージで式典が執り行われた。

会津まつり2

当日は小雨が降る中、大勢の観衆に見守られながら式典は滞りなく勤められ、装束姿の同会メンバー3人による厳かな雅の調べが会場を包み込んだ。

なお、今回は開催70年を記念して、会津まつり協会の室井照平会長(会津若松市長)から感謝状が贈られた。

〔福島教区・関本代表社友〕