「高齢者大学」で雅楽演奏 – 北海道教区函館支部

■2021年12月16日

函館支部雅楽部「雅朋会」(会長=水島弘司・園生分教会長)はこのほど、函館市の文化事業である「高齢者大学」で雅楽演奏した。

「高齢者大学」とは、60歳以上の市民を対象に開かれている教養講座。今回は、公益財団法人函館市文化・スポーツ振興財団の要請を受け、青柳校(10月7日、約100人)、湯川校(11月10日、約120人)、亀田老人大学(12月7日、約150人)で披露した。

いずれも、日本の伝統音楽である雅楽についての解説を交えながら、管絃は平調音取〈ひょうじょうねとり〉から『越殿楽』『陪臚〈ばいろ〉』、舞楽『胡飲酒〈こんじゅ〉』、またアレンジ曲として『紅葉』『朧月夜』『故郷』を演奏した。

受講者からは概ね好評で、次のような感想が寄せられた。
「雅楽と舞と極上のひとときを過ごしました。初めての事です。一つひとつの楽器の音色の違い、洋楽器との比較も楽しみ、ここ最近では一番の特別な時を堪能しました」
「1000年以上も連綿と受け継がれてきた事に驚きと、これからも途絶えず受け継がれていく平和な日本であるよう祈ります」
「珍しい楽器、丁寧な分かりやすい説明で、とても良かったです。親戚が天理教の分教会をしているので、子供のころ毎月15日にお参りしていました。昔を思い出しました。ありがとうございました」

〔北海道教区・大山社友〕

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