米子城跡で訓練 – 災救隊鳥取教区隊

■2021年11月5日

災害救援ひのきしん隊鳥取教区隊(遠藤義則隊長)は10月27、28の両日、米子市の国指定史跡「米子城跡」で訓練を実施。2日間で延べ38人が参加した。

今回の訓練は、標高90メートルの湊山山頂にある天守台へ向かう登山道および天守台の除草と清掃。草刈り機などで雑草を刈り取り、竹ぼうきや電動ブロワーで落ち葉を払った。

両日とも秋晴れに恵まれ、市民や観光客、地元の保育園児たちが散策に訪れる中、隊員たちはあいさつを交わしつつ、安全面に十分留意して作業を進めた。

米子市経済部文化観光局の原宏行さんは、「近ごろは『城ブーム』で訪れる人も多く、米子のシンボルとして注目を集めつつある。このようにきれいにしていただき本当にたすかる」と話した。

管内では5年前と21年前のいずれも10月に、鳥取県中部地震(震度6弱)、鳥取県西部地震(同6強)が発生しており、隊員たちは訓練を通して災害救援活動の大切さを再確認した。

なお、伊東誠・災救隊本部主事が訓練を視察。結隊式ではあいさつに立ち、隊員たちと共に作業に加わった。

〔鳥取教区・明石代表社友〕

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