天理教災害救援ひのきしん隊 結成50周年記念大会
災害救援ひのきしん隊(=災救隊)の結成50周年記念大会が6月27日、陽気ホールで行われ、教区長、教区隊長、災救隊本部主事ら153人が出席した。
「天理教災害救援ひのきしん隊」は昭和46(1971)年に発足。各教区隊も順次結成され、定期的に訓練を実施している。平成7(1995)年の阪神・淡路大震災や、23年の東日本大震災などの際には、各地の隊員が被災地へ駆けつけ、救援活動に力を尽くした。
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当日は、新型コロナの感染防止対策を講じたうえで、本部神殿でおつとめを勤めた後、陽気ホールへ。式典では、中田善亮表統領が真柱様のお言葉を代読した。
その中で、「親神様は、私たち人間をどこまでも成人させてやりたいと、時折いろいろな事情の姿をお見せになる。お見せいただくことが大難であるなら小難に、小難であるなら無難にご守護を頂くには、教えを素直に実行することだと思う。ひのきしんの実行は、教えの実行につながる。皆さん方には、災害救援のみならず、日ごろの生活においても、進んでひのきしんの実行を心がけ、ひのきしんの態度を養ってもらいたい」と、隊員の心構えを諭された。
続いて、橋本武長本部長があいさつに立ち、「一れつきょうだいの自覚をもって、地域におけるひのきしん活動の先頭に立つとともに、いざというとき、一手一つにたすけの手を差し伸べることができるように、充実した隊活動を推し進めていきたい」と決意を語った。
この後、災救隊の50年の歩みを振り返る映像が流れた。