教区創立記念祭 – 東京教区

■2021年4月7日

東京教区(宮内泰夫教区長)は4月4日、東京都豊島区の教務支庁で教区創立記念祭を執り行った。

同教区では、明治44年4月4日に教務支庁新築落成奉告祭が執行されて以来、毎年この日に創立記念祭を行っている。特に昨年は、創立110周年という節目の年とあって、記念事業に数年がかりで取り組み、教区挙げての記念祭を実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況に鑑みて中止のやむなきに至った。

2年ぶりの執行となる今回、参拝者を管内教会長に限定し、おつとめもマスク着用のうえ、教区主事や支部長など主だった者で勤めた。

また、検温や手指消毒を徹底し、参拝場内では間隔を空けて着席。さらに、参拝場へ入りきれない人のために、大会議室にモニターを設置して殿内の様子を中継するなど、安心して参拝できるような配慮もなされた。

当日は250人が参集。宮内教区長は祭文の中で、東京教区111年の歩みを親神様に御礼申し上げるとともに、おぢばの旬の声を頼りに、大きなふしに際し、お互いに励まし合って、教勢の挽回に取り組むことを誓った。

おつとめの後、中田善亮表統領が記念講演に登壇。これからの道の歩みについて、「1、たすけを求める人に向き合うおたすけ活動 ①困難な状況にある人への支援 ②ひのきしん精神で人をたすけ、社会に資する活動」「2、教えの修得」「3、こまやかな丹精」と分けて、詳細かつ具体的に説明した。中田表統領は、コロナ禍により困難を極める人々はたくさんおり、教会ができることがあるはずと強調され、それぞれの教会が地域において輝いてほしい、と話を締めくくった。

この後、宮内教区長があいさつ。2年ぶりとなる記念祭への参集と心寄せに対して喜びと感謝を述べ、表統領の示された指針を受けて、ふしから芽が出るご守護を信じ、コロナ禍だからこそできるおたすけに飛び込み、東京に陽気ぐらしの姿を映していこうと呼びかけた。

〔東京教区・赤阪代表社友〕

東京教区記念祭2 東京教区記念祭4

中田善亮表統領の記念講話

中田善亮表統領の記念講話

あいさつに立つ宮内泰夫教区長

あいさつに立つ宮内泰夫教区長