天理教語学院 第27回卒業式

■2021年3月22日

発信者:天理教語学院

3月8日、第27回となる天理教語学院の卒業式が、海外部講堂で執り行われた。

日本語科生9名、おやさとふせこみ科生9名に卒業証書が授与され、成績優秀者2名が表彰された。

内田吉男校長による式辞の後、田中善吉海外部長および鈴木陽一直属担当会会長が祝辞を述べた。

卒業生の出身地の内分けは、タイ、ネパール、ミャンマー、韓国、アメリカ、ハワイ、ブラジル、コロンビア、メキシコの9の国と地域に及ぶ。

色とりどりに着飾る卒業生たち

色とりどりに着飾る卒業生たち

天理教語学院がおやさとやかた東右第4棟に移転して初となる今年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて入学式が中止され、学生全員そろっての授業は7月からとなった。

今回の卒業式は、奇しくも第1回卒業式が執行されたのと同じおやさとやかたの講堂で行われた。

よろづよ八首奉唱がCD音声に変更され、卒業祝賀会は見送られた。

学生たちは、今後のさらなる成人と飛躍に向けて誓い合った。

日本語科を代表して「お礼の言葉」を述べたケニー・ヒロシ・ミヤウチさん(ハワイ/淺草大教会)は「学生同士で一緒に目標や夢を語り合うことで、おぢばに帰ってこられたありがたさを感じた。これからは感謝の心で恩返しをしていきたい」と話した。

また、おやさとふせこみ科代表のタナパット・ウィモンキティラックさん(タイ/城法大教会)は「膝をけがしていた間、サポートしてくれた皆の優しさが骨身にしみた。困った人に出会ったら、必ず助けたい」と「人だすけ」に対する決意を語った。

おやさとふせこみ科を代表して「お礼の言葉」を述べる学生

おやさとふせこみ科を代表して「お礼の言葉」を述べる

お礼参拝後に撮影

お礼参拝後に撮影