国内最大級の音楽イベントでパレード演奏 – 北海道・天理ニコニコ Dream Band

■2022年6月24日

北海道音楽大行進3

北海道教区の旭川、上川の2支部を中心とした、少年会員と育成会員から成る鼓笛バンド「天理ニコニコ Dream Band」は6月4日、北海道旭川市で開催された国内有数の大規模音楽イベントである第90回「北海道音楽大行進」に出場した。

これまでも「音楽大行進」には、管内の直属教会や支部の鼓笛合同バンドがたびたび出場してきた。しかし、コロナ禍の影響で、鼓笛活動自体が一時停止に。やがて、Zoomによるリモート練習で活動を再開した。

オンラインを担当した柴田正慶さん(46歳・北旭道分教会長)は「最初は慣れないこともあって苦心したが、徐々に慣れてきて、切れかかった皆の絆をつなぐことができた」と振り返る。

「音楽大行進」のイベント自体も2年連続で中止となり、見えない出口に心が折れそうになったりもしたが、いつかそろって演奏できる日が来ると信じ、根気よく練習を続けてきたという。

3年ぶりの開催となった当日は、道内から77団体2400人が参加。沿道には大勢の観衆が見守る中、メンバーは初夏のさわやかな日差しを浴びながら、約1.3kmのパレードコースで堂々とこどもおぢばがえりソング『ありがとう! 夏のおぢば』を演奏・演技した。

同バンドの責任者である北森吉朗さん(46歳・髙臺分教会長後継者)は、「十分な練習ができない状況だったが、北の大地で『ありがとう! 夏のおぢば』を演奏することができて本当に良かった。出場した少年会員たちも、今回のことを通して『あきらめずに頑張れば、結果がついてくる』ということを学べたのではないか」と語った。

北海道音楽大行進1 北海道音楽大行進2 北海道音楽大行進4

 

〔北海道教区上川支部発〕