ひのきしんスクール – 山形教区

■2021年9月7日

山形教区布教部(尾形智〈さとし〉部長)は8月29日、天童市の教務支庁で「ひのきしんスクール」を開催、22人が参加した。

今回のテーマは「依存症(ネット・ゲーム依存)―依存症の基礎知識とネット・ゲーム依存のおたすけを学ぶ―」。当日は、鈴木顕太郎・依存症たすけあいの会代表が「依存症の基礎知識と正しい対応」の題で講義。依存症の発症に至るプロセスや心情、依存症者に対する家族の適切な接し方について説明した。

続いて、公益財団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中紀子氏が「ネット・ゲーム依存の現実と正しい関わり方」と題して、オンラインで講義を行った。田中氏は、当事者や家族の支援に当たる心構えを説く一方、自助グループや公的機関、民間支援団体などの社会的資源の積極的活用を促した。

なお、現下の新型コロナウイルス感染拡大に鑑み、開催に当たっては、マスク着用と手指消毒、検温はもとより、2人掛けの受講席に飛沫防止パーテーションを設置するなど、徹底した感染防止対策を講じた。

〔山形教区・藤原代表社友〕

184山形ひのきしんスクール