火山降灰被災地へ災救隊出動(2月8日)
“灰降る街”へ駆けつけ実動
災救隊宮崎教区隊
宮崎・鹿児島の両県にまたがる霧島連山・新燃岳(標高1421メートル)が、1月中旬から活発な火山活動を続けている。
なかでも、大規模な噴火があった1月26、27の両日には、推計7千万トンもの火山灰(軽石などを含む)が噴出。風下の街は一面、灰色に覆われた。
こうしたなか、災害救援ひのきしん隊(=災救隊・田中勇一本部長)宮崎教区隊(小野川道男隊長)は、2月8日から10日にかけて、被害の大きい宮崎県都城市へ出動した。
駆けつけた隊員は、3日間で延べ146人(女子隊員29人を含む)。
期間中、隊員たちは市の災害救援ボランティアセンターの職員と連携を取りつつ、一日も早い被災地の復旧を願って、公共施設や高齢者宅に積もった火山灰の除去作業に従事した。