天理大学から教内の皆様へ

■2020年8月21日

 日ごろ本学ならびに本学ラグビー部に対して多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございます。

 すでに報道されておりますが、ラグビー寮における新型コロナウイルスの集団感染につきまして、教内の皆様にご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

 保健所等の関係行政機関との連携のもと、感染が判明した部員は医療機関に入院するなどしており、陰性が確認された部員についてもすべて寮以外の大学施設等に隔離し、二週間の経過観察を行う等、感染収束へ向け取り組んでおります。


 また、既に報道等でご存じかと思いますが、8月20日、並河 健 天理市長と共同会見を行い、天理大学生に対する不当な取り扱いが生じ始めている件について、報道各社を通して、地域・社会の皆様にご理解とご協力をお願いいたしました。加えて学生相談窓口を設け、ラグビー部員はもとより本学の学生の動揺や不安に対するケアにも取り組んでまいります。


 本学においては、従前より感染拡大の予防のため、学内各施設をはじめ、課外活動や寮における感染防止に努めてまいりましたが、そのなかで発生したこのたびの厳しい節と、その中にこめられし親神様の思召を真摯に受け止め、今後とも一手一つに取り組んでまいります。


立教183年8月21日
天理大学学長 永尾教昭


※本学ホームページに詳細を掲載しています
天理大学


新型コロナウイルス感染症の対応について