新型コロナウイルス感染拡大時における活動について

■2020年4月3日

教会関係の皆様へ


 国内における現在の新型コロナウイルスの感染状況は、依然として全国的な拡大が収まらず、予断を許さない状況が続いています。
 新型コロナウイルス感染は、自覚症状が無い人でも、気がつかないうちに、感染拡大に関わっていると見られていることから、政府は、密閉、密集、密接の三つの「密」を避ける行動をより強く徹底することを求めています。
 天理教の教会は、信者が礼拝や信仰実践のために寄り集う場所である性質上、感染リスクが低くはない場所であることをよく自覚して、常時から十分な防止策を考えて活動してください。
 また、都市部を中心に感染者が急増するなど、地域によって感染状況が異なることから、今後は政府だけでなく、地方自治体の方針や情報が重要になっていくものと思われます。教会として、それぞれの地方自治体が発する感染防止のための方針や情報に常に注意を払って、教会在住者や参拝者、また周囲の人々の安全・安心によく配慮して活動されるようにお願いいたします。

  • 〇月次祭のおつとめは、おつとめ奉仕者、参拝者、周辺地域の人々の安全・安心によく配慮して勤めてください。
  • (例)
    • ・講話や直会をやめるなど、おつとめ以外の時間の短縮
    • ・高齢者や感染リスクの高い人、不安を感じる人の参拝をお控えいただく
    • ・消毒、手洗いやマスク着用を含む咳エチケットなどの衛生管理を徹底する
    • ・換気を十分に行う
  • 〇行事は、各地方自治体のイベント等の開催に関する方針に従って、中止や延期または縮小の是非を判断してください。
  • 〇ようぼく・信者の方には、それぞれに日々おつとめを勤めて祈念することはもとより、ひのきしんの実践など、それぞれの暮らしの場において個人でできる信仰実践を心がけてください。
  • 〇月次祭や朝夕のおつとめはもとより、それぞれでおつとめを勤めるごとに、感染拡大の早期終息、罹患された方々の身上平癒とともに、さまざまな困難に直面している方々の一日も早い平穏な日常への回復と、社会的・経済的な混乱の収まりを祈念しましょう。

 なお、今後の状況により内容を更新します。


立教183年4月3日
天理教教会本部


新型コロナウイルス感染症の対応について