教会長子弟練成会 – 嶽東大教会
嶽東大教会育成部(長澤三郎部長)は8月21日から23日にかけて、静岡県沼津市の大教会で「教会長子弟練成会」を開催した。
「教会長子弟育成プロジェクト」の取り組みとして始まって以来、毎年実施しているこの練成会。今年は中学生から大学生の年代を対象に24人が参加した。
今回の練成会では、「こども食堂」の開催をメーンに、事前の準備や呼びかけに取り組む中で、おたすけの心を養うといったプログラム内容で進められた。
初日は、交流ゲームで参加者の緊張をほぐした後、班に分かれて「こども食堂」で提供するデザートのメニューを決め、お誘いチラシと案内看板作りに取りかかった。参加者は真剣に話し合い、作業に集中して取り組んだ。
2日目は、食材の買い出しと、前日に作ったチラシを持って大教会周辺の地域へお誘いに回った。最初は緊張気味の参加者だったが、カウンセラーの後押しを受け、炎天下をものともせずお誘いに励んだ。
こうして迎えた最終日。「こども食堂」には地域の子供たちや親子連れが大勢訪れた。なかには、前日に配布したチラシを見て、初めて大教会を訪れた親子も。この日は、婦人会嶽東支部が腕によりをかけて作ったカレーライスが振る舞われた。
そして、各班で考案した食後のデザートも大人気。自分たちが作ったものを美味しく食べている姿を目の当たりにした参加者たちは、人のために尽くす喜びを味わっていた。
なお、「こども食堂」には68人(子供52人、大人16人)が来場した。
〔嶽東大教会・長嶋社友〕