災救隊 本部隊 石川・能登の被災地へ 「令和6年能登半島地震」

■2024年1月20日

元日に石川県能登地方で発生した「令和6年能登半島地震」から2週間余りが経過。既報の通り、災害救援ひのきしん隊石川教区隊の第1次隊(1月5日~7日)が七尾市へ出動したのに加え、さらに1月9日から11日にかけて第2次隊が、13日から15日にかけて第3次隊が出動した。

こうしたなか、天理教災害対策委員会は、石川県内の避難所の要請を受け、被災地へ本部隊の派遣を決定。16日から本部隊をはじめ石川、福井、新潟の各教区隊が出動することに。

15日午後、金沢市の石川教務支庁に本部隊と石川教区隊が集合して結隊式が行われ、翌16日、本部隊は輪島と珠洲の両市の避難所へ急行。輪島市の避難所では福井教区隊と共に、珠洲市の避難所では本部隊に先駆けて出動している新潟教区隊と共に、初動救援に着手した。


※詳細は『天理時報』1月24日号に記事掲載。天理時報オンラインでも記事をご覧いただけます

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新潟、富山の2教区隊が駆けつけ

新潟教区隊と富山教区隊は10日から12日にかけて、それぞれ新潟県内と富山県内で復旧作業に従事した。

新潟教区隊(吉澤清人隊長)は、地震発生直後から管内の教会や「新潟県災害ボランティア調整会議」と連携し、県内の被害状況の把握に奔走。3日には、特に被害の大きかった新潟市西区の社会福祉協議会のミーティングに出席し、同区社協職員と今後の対応について相談を重ねた。

ボランティアセンターの立ち上げと運営に協力するとともに、10日から12日にかけて第1次隊が出動。一般のボランティアでは対応が難しい現場での復旧作業を一任された。


一方、富山教区隊(中島正治隊長)は、氷見市のボランティアセンターの要請を受け、10日から12日にかけて出動した。

液状化現象が発生した地域の民家で、敷地内に堆積した土砂を取り除いて運搬するなど、地域のニーズに応じた活動をおこなった。


※詳細は『天理時報』1月24日号に記事掲載。天理時報オンラインでも記事をご覧いただけます

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