米子城跡で訓練 – 災救隊鳥取教区隊

■2023年11月1日

鳥取教区隊訓練2

災害救援ひのきしん隊(=災救隊)鳥取教区隊(林原康男隊長)は10月11日と12日の両日、米子市の国史跡「米子城跡」で訓練を実施、2日間で延べ56人が参加した。

これは、城山頂上の天守台から大山の山頂部に朝日が昇る「ダイヤモンド大山」が見ごろを迎える時期を控え、米子市から周辺の環境美化の要請を受けたもの。

標高90メートルの湊山山頂にある天守跡と本丸周辺、登城路を、刈り払い機やブロワーを使って除草および清掃作業を行った。隊員らは、行き交う市民や観光客とあいさつし、安全面に配慮しながら作業を進めた。

鳥取教区隊訓練1

結隊式では、米子市文化振興課の原宏行氏が毎年の作業に対してお礼を述べた。

同教区隊は今年8月、台風7号による大雨で土砂災害や床上、床下浸水などが発生した県東部の佐治地区へ、県社会福祉協議会の要請を受けて救援活動に従事した。今回の訓練で隊員らは、災害救援に必要な技術を身につけるとともに、有事の際には自治体と連携しながら、統率のとれた体制ができるよう、常時の訓練が重要であることをさらに意識する機会となった。

なお、今回の訓練では、災救隊本部から村田裕亮〈ゆうすけ〉主事と川端真英〈まさひで〉主事が視察。隊員らと共に作業に取り組んだ。

〔鳥取教区・市川代表社友〕