天理教一れつ会 創立95周年記念式を挙行

■2023年10月24日

発信者:天理教一れつ会

天理教一れつ会(岩谷富太郎理事長)は10月15日、創立95周年の記念式を本部第2食堂で執り行い、天理中学校から天理大学大学院まで管内学校の扶育生約1200人が参加した。

同会では、例年は10月18日の創立記念日から近い日曜日に創立記念式を行ってきたが、近年は新型コロナウイルス感染症の拡大に鑑みて各校代表によるお礼参拝のみ行っており、管内扶育生全員が参加する形での記念式は4年ぶりの開催となった。

千人を超える管内学生が第二食堂に参集

千人を超える管内学生が第二食堂に参集

式典では遥拝の後、岩谷理事長があいさつ。道一条を通る者の子弟が勉学に勤しめるよう本会を設立された中山正善二代真柱様の親心について述べ、「恩返しのできる人に育ってほしい」と、創立90周年記念式での真柱様のお言葉を引用し、三年千日の旬に勇み心で勤めるよう扶育生を激励した。

一生懸命講話に耳を傾ける参加者たち

講話に聞き入る参加者たち

続いて記念講話として吉川万寿彦本部員が登壇。吉川本部員は「つらいこと、悲しいことは心を強くしてくれる宝物」と訴えかけ、ふしから喜びを見いだして「どのような困難な道中も、親神様のお心のままに、心明るく通る」精神こそ重要であることを説明。「息をしているだけで素晴らしい」と生きていることの尊さにふれたのち、「親がたすけ一条の精神で歩んできたからこそ、今の自分たちがあることを忘れないでほしい」と、常日ごろから感謝して通るよう扶育生たちに要望し、講話を締めくくった。

扶育生たちにご守護への感謝を忘れないよう、吉川本部員は壇上から呼びかけた

感謝の心を忘れないよう、吉川本部員は壇上から扶育生たちに呼びかけた