「福祉セミナー」開く – 岩手教区

■2023年10月14日

岩手教区福祉セミナー1

岩手教区(鈴木眞彦教区長)は8月29日、盛岡市の教務支庁で「福祉セミナー」を開催、25人が参加した。

当日は、午前に「里親啓蒙研修会」を、午後に「認知症サポーター養成講座」をそれぞれ開いた。

「里親啓蒙研修会」では、最初に里親活動の啓発ビデオを視聴。続いて、講師の梅原啓次〈けいじ〉・天理教里親連盟委員長が、現代の子供をめぐる家庭環境や、信仰実践としての里親活動について講義した。その中で、天理教里親連盟の沿革と活動を紹介し、創立40周年に向けて、里親登録1500家庭を目指しているとして、里親の登録を広く呼びかけた。

この後、滝浦剛〈つよし〉・陵寳分教会長が、養育里親としての体験を発表。滝浦氏は「さまざまな苦労があったが、子供を育てさせていただく喜びに勝るものはなく、里子を通して、私たち夫婦も成人させていただけたと実感している」と語った。

午後の「認知症サポーター養成講座」では、認知症の事例DVDを視聴した後、県から講師を招いて、認知症の基礎知識と予防、本人とその家族への支援について説明を受けた。その後、質疑応答の時間が設けられた。

終了後、認知症を支援する目印のリストバンド「オレンジリング」が参加者全員に配られた。

岩手教区福祉セミナー2

〔岩手教区・高橋代表社友〕