学部学科改組の認可に係る記者発表を実施 ‐ 天理大学
9月22日、天理大学は学部学科の改組について、文部科学省から9月20日付で学部学科の設置届出が受理された旨を報道各社に対して発表しました。
今回の改組は、2025年に迎える創立100周年に向けた本学の改革の一環として位置づけられるもので、現在の人間学部と文学部を統合し新たに人文学部を設置するほか、国際学部は、現在の2学科から6学科に再編。従来の体育学部、医療学部と合わせて、計4学部15学科からなる文理融合型の大学として、2024年4月より新たに始動します。
記者発表では、永尾比奈夫学長が改組の目的について、「本学の建学の精神にある『陽気ぐらし』世界建設に寄与する人材育成について変わりはないが、あふれかえる情報と絶え間ない環境変化の中で、豊かな『教養』をもとに他者に献身する心を育み、自らの信念をもって主体的に判断し、より能動的に行動できる人材を育成するため、学部・学科の再編を行い、天理大学の学びを再整理することとした」と述べました。
また、今回の改組の特徴について、永尾学長は「改組のキャッチコピーに掲げた“Knowledge to Act”、すなわち『他者に貢献する教養を』の言葉通り、『教養の涵養』に重きを置くよう、全学教育推進機構を設置しカリキュラムの抜本的見直し・策定を図った」と説明しました。
続いて、質疑応答の時間では、島田勝巳副学長と屋宜譜美子副学長らが、出席した記者からの質問に答えました。
また、今回の学部学科改組の認可を受けて、9月23、24の両日には、杣之内キャンパスを中心に、「入試直前説明会」が開催されました。
説明会では、入試ガイダンス・WEB出願サポート・学食体験が行われたほか、体育学部キャンパスと別所キャンパスで施設見学が行われました。
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