「第1回全日本空手道体重別選手権大会」の優勝報告 – 天理大学
6月11日、12日に開催された「第1回全日本空手道体重別選手権大会」(高崎アリーナ)の男子組手-60kgで優勝に輝いた、天理大学空手道部の橋本大夢(体育4年・兵庫工業)主将が、永尾教昭学長に優勝報告を行いました。
この大会は、東京2020オリンピック後に新設された、国内初の体重別選手権大会。オリンピックのレガシー大会として、各地区協議会の代表選手、高体連、実業団、全空連推薦選手に加え、昨年のオリンピックに出場した4選手も参加する中、橋本選手は決勝ラウンドへ勝ち進み、見事、初代チャンピオンに輝きました。
懇談の席上、永尾学長から大会を振り返っての感想を問われた橋本選手は、「伸び悩んでいたときも支えてくれた両親や、監督・コーチ・仲間のおかげで空手ができることに日々感謝しています。これからも人間としても成長できるように精進していきたいです」と、周囲への感謝の言葉を述べました。
オリンピック選手との対戦を制し、優勝を果たした橋本選手を讃えた永尾学長は、11月に行われる全日本大学空手道選手権大会での空手道部のさらなる活躍を期待して、激励の言葉をかけました。
橋本選手コメント
「大会では勝ちにこだわりすぎず、楽しもうと思って挑みました。グループリーグの第2試合では、リードされたまま制限時間の半分が過ぎ、焦る場面もありましたが、このままではいけないと、右から左へと構えを変え、逆転勝ちすることができました。それ以降の試合も、自分のペースで臨むことができました。決勝戦では4点を先取した後、同点に追いつかれてしまいましたが、最後まで集中力を高め、逃げに走らず攻めきることができたので、それが結果につながったと思います」