おたすけ勉強会 – 茨城教区
茨城教区(風見清教区長)は5月22日、第3回「おたすけ勉強会」を開催した。
この勉強会は、中田善亮表統領の『これからの道の歩み』を受け、管内の各教会およびようぼくが「今できるおたすけ」に取り組む一助として、昨年より開催しているもの。今回は水戸市の教務支庁会場とオンラインによる配信とを組み合わせて実施、リモート参加を含む約40人が参加した。
当日は「地域での子育て支援~私達に出来る地域での子育てのおたすけがあります~」をテーマに、天理教里親連盟委員である杉江健二・美張分教会長が講話。午後は「TFA(天理教ファミリーコミュニケーションアプローチ)式イライラしない子育て」を活用して、子供の脳の構造から考える関わり方や、日常の子供への接し方など、実習を交えて分かりやすく説明した。
参加者からは「子供たちが健やかな成長が出来るよう、まずは身近にいるお母さん方にこの話を伝えたい」「『こども食堂』やフードパントリーなどを通して、子育てに悩む方に寄り添える活動をしていきたい」「社会の中でおたすけを求める人に何をさせていただいたらいいのか、そのヒントを頂いた」などと喜びの声が寄せられた。
☆田宮城司・教区布教部長の談話
子育てという視点を通して、どのように社会との接点を増やし、どう関わっていくのかを考えるうえで、充実した勉強会になった。講師の杉江先生は「今やらねばいつできる、私たちがやらねば誰がやる」とお話しくださったが、明年から始まる教祖140年祭活動に向け、一人ひとりができるおたすけに取り組めるよう後押しをしていきたい。
〔茨城教区発〕