なら歴史芸術文化村がオープン! – 天理大学

■2022年3月31日

発信者:天理大学

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2022年3月21日、天理大学と連携協定を締結している「なら歴史芸術文化村」(天理市杣之内町)がオープンしました。

これは、歴史・芸術・食と農という奈良の文化をイベントや体験など多様なスタイルで体感できる複合文化施設であり、道の駅としての機能も兼ね備えています。天理大学と同施設は2019年7月に連携協定を結んでおり、開村後は人材育成・共同研究・地域活性化などの取り組みを共同で進めていく予定です。

21日午前に執り行われた開村式では、天理大学雅楽部が荘厳な音色を奏でセレモニーの開幕を飾りました。また、天理大学から永尾教昭学長と岡田龍樹副学長が開村式に出席しました。

同施設の文化財修復・展示棟では、天理大学生3人が学生サポーターとして来館者の案内や誘導に携わりました。学生サポーターの3人は、2日間の研修を受けた後、初日の21日から28日までの1週間、「なら歴史芸術文化村」の開村を支えました。

■文学部 歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース 2年生 石田一真さん
「文化財修復や学芸員の道をめざす上で、視野を広げたいと参加しました。国宝や重要文化財の修復を担う工房の方々の修復作業が間近に行われる場所で、案内や誘導の業務を行えたことは、大変貴重な経験となり感動しました」

■人間学部 生涯教育専攻 1年生 香川万里子さん
「オープン日は大勢の来館者の熱を感じ、奈良の文化が持つ価値に改めて気づきました。社会教育施設で働くという貴重な経験を、今後の学びに生かしたいです」

■人間学部 生涯教育専攻 1年生 増田壮吾さん
「思った以上にお客様が多くて驚きましたが、無事に業務を行うことができ、ほっとしています。事前研修で展示に関する知識をしっかり学んでいたので、当日は戸惑うことなくお客様を案内することができました」

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