東日本大震災から9年 被災地へ赴き慰霊祭 – 東愛大教会の教友有志

■2020年3月11日

東愛大教会は震災直後から、18次にわたって被災地を訪れている。現地教友やボランティアセンターと連携し、炊き出しなどのさまざまな支援活動に取り組む一方で、神之倉分教会(吉田義晴会長)の教友と共に慰霊祭を執り行ってきた。

3月11日、同大教会の教友8人は、甚大な津波被害に見舞われた気仙沼市内の港7カ所で慰霊祭を執行した後、同市主催の追悼慰霊祭にも参列した。

この後、市内を一望できる「漁火パーク」で、地震発生時刻の午後2時46分に市内に流れるサイレンの音に合わせて黙祷を捧げた。

長年、支援活動に携わっている水野常則さん(52歳・愛濃分教会長・岐阜県多治見市)は「救援活動に赴き、慰霊祭に出席して、被災者と交流する中で、未信仰の方も一緒に祈りを捧げてくださるようになった。来年、震災発生から10年を迎え、大教会としての慰霊祭は区切りをつけることになるが、今後も被災した人たちに寄り添えるよう努めていきたい」と語った。

〔東愛大教会・家田社友情報提供〕