平日2週間にわたり休校中の子供に弁当配布 – 泉濱分教会

■2020年3月24日

大阪府堺市にある泉濱分教会(古藤一彦会長)を拠点とする「いづはまスマイル食堂」は、3月2日から13日にかけての平日2週間と3月24日、地域住民に手作り弁当を100円で配布した。

一昨年10月から毎月「こども食堂」を開いている同教会。毎回100人を超える参加があり、子供だけでなく母親にとっての“くつろぎの場”にもなっている。

そんななか、地域の学校が休校となり、周囲から子供の昼食に困る親の声が聞こえてきたことから、弁当の配布を決め、SNSを通じて利用者を募った。

弁当の調理は、会長夫人の喜代恵さん(42歳)、前会長夫人の百合子さん(68歳)をはじめ、教会信者や地域の母親が担当。メニューは日ごとに変え、毎回おやつも添えた。

利用する子供や保護者は日ごとに増え、11日間で計739食分に上った。

「おいしかった」「とても助かる」など感謝の言葉をたびたび受けた古藤会長(41歳)は「学校が休校となり、地域の皆さんが困っているタイミングで、すぐに行動に移すことができて良かった」と語った。