小学校を会場に手作り弁当配る – 奈良の常盤木分
宇陀市の常盤木分教会(橋本道雄会長)は5月20日、「こども食堂」の取り組みの一環として、地元の小学校を会場に手作り弁当を配布した。
教会おとまり会など、地域に根差した活動を続けている同教会。昨年の少年会行事の際には、高見省次・宇陀市長(当時)が視察。その後、市の教育委員会の協力を得て、地元の小学校を会場とする「こども食堂」の開催に向けて準備を進めてきた。
その中で、現在の状況を踏まえ、手作り弁当を配布することに。小学校の全面協力を受け、全校生徒に案内した。
弁当のメニューは、から揚げや肉団子など子供が好きなものを中心に、教会長家族と信者が教会で手作り。当日は、昼と夜の2回に分け、計50食を提供した。弁当には、少年会員の母親らが手作りした布マスクや『人間いきいき通信』などを添えた。
橋本会長(48歳)は「保護者の方々にも喜んでいただき、今回初めて教会の活動に来た子供も多かった。今後も、この活動を通じて地域の方々をサポートしていけたら」と話している。