「おはなし会」と「ブックフェア」開催 山形教区
山形教区道友社社友会(藤原隆宏代表社友)は9月1日、天童市の教務支庁で「道友社おはなし会」と「ブックフェア」を開催した。
これは、教祖140年祭三年千日の仕上げの年に、管内教友の年祭活動の後押しとなるような講演会として企画したもの。この日は、管内の教会長夫妻をはじめようぼく・信者ら56人が参加した。
「おはなし会」は、今年春に『信心素描――おやさまに導かれた女性』(道友社刊)を上梓した伊橋幸江〈いはし・ゆきえ〉氏(天理教校本科研究課程講師)が、「おやさまのお心をもとめて」のテーマで講演。伊橋氏は、自著で取り上げた先人の事蹟にふれながら、教祖がどのように先人を導かれ、また先人たちは教祖のお言葉、教えをどのように身に行い、ひながたを求めて生涯を通られたかを詳しく話した。
会場には、『天理時報』に特別企画として連載された「信心の扉――教祖に導かれた女性」全9回の紙面を掲示。伊橋氏の発表論文が掲載された『天理教校論叢』や『天理教学研究』といった研究誌が展示されるなど、同氏のこれまでの研究活動を紹介するコーナーが設けられた。
一方、道友社発行の書籍を出張販売する「ブックフェア」も同時開催。講師の伊橋氏のお薦めの本や、売り上げランク上位の本など十数点の書籍を取りそろえた。さらに、「読書会」や「すきっとサポーター」の説明などもあり、並べられた書籍を興味深そうに手に取り、内容を確かめながら買い求める姿が見られた。
参加者からは「これまで教理を研究している方の話を聞く機会がなく、この日を楽しみにしていた。目から鱗が落ちるような話をたくさん聞けて、大変有意義だった」「地元には道友社の本を扱う書店がないので、このような企画はとても有り難い」などといった声が聞かれた。
〔山形教区・藤原代表社友〕