教えに基づく“心の教育”求めて 第63回「道の教職員 夏の集い」オンライン
お道の信仰者から成る「道の教職員の集い」は8月7日、第63回「道の教職員 夏の集い」をオンラインで開催した。
この集いは、教育現場で学生・生徒の心を育てる具体的な教育実践のあり方を研鑽するとともに、教えに基づく教育について学び合う場として毎年開かれているもの。
昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって開催を見送ったが、今年は「お道の教えを職務に生かす」をテーマに、初のオンライン形式で実施。全国各地から220人の申し込みがあった。
開会あいさつに立った松村登美和・布教部長は、親神様の教えを自分自身の生きる指針として常に心に置き、どんな場面においても前向きに勇んで勤めることが大切と話した。
続いて、西浦忠一本部員が「丹精に必要な心と言葉と行い」と題して登壇。人を育てるとき、まずは自分自身が相手の心の居場所になることが肝心と述べた。そのうえで、常に教祖の御心に思いを馳せ、ひながたを学ぶこと、そして相手に頼ってもらえるように、絶えず心を掛けて気軽に相談しやすい空気を常日ごろから醸し出すことが重要なポイントであると語った。
この後、映像作家であり、学習塾「早瀨道場」塾長を務める早瀨憲太郎さん(教会本部ようぼく)が、手話による教育講演を行った。