天理高校吹奏楽部「第37回定期演奏会ファイナル・コンサート2020」

■2020年12月20日

発信者:天理高校第1部

2020年12月20日-3面-天理高校吹奏楽部「感謝を胸に 今年度の初舞台」-記事

感謝を胸に 今年度の初舞台

天理高校吹奏楽部は11月28、29の両日、「第37回定期演奏会ファイナル・コンサート2020」を天理市民会館で開催。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、観客数を制限して行われた。

同部は昨年、第21回「全日本高等学校吹奏楽大会in横浜」で「連盟理事長賞」を受賞。今年も教内行事や恒例の演奏会への出演を予定していたが、コロナ禍で相次いで中止に。日々の練習も大きく制限されるなか、今年度最初で最後の舞台となった。

演奏会は、華やかで快活なマーチ『ブロックM』(ジェリー・ビリック作曲)で幕開け。次いで、山田耕筰作曲のおうた2番交響詩『おやさま』より第2楽章「陽気つとめ」を披露。また、複雑な拍子で高難易度の『ハリソンの夢』(ピーター・グレイアム作曲)などを巧みに演奏した。続く第2部では、広く親しまれている映画音楽などで聴衆を楽しませた。

二日目の演奏会の終盤には、指揮者の吉田秀髙さんが3年生の部員一人ひとりに花を贈った。

キャプテンの中臺理生之助さん(3年)は「例年とは異なる状況の中で、自分たちにできることを考えて取り組んできた。一度きりの舞台で、感謝の心を胸に演奏できた」と感慨深げに話した。

なお、同公演の様子は、天理教ホームページ内の「天理教WEB動画」のコンテンツの一つ「ピックアップ動画」で公開中。