立教183年本部稲刈り

■2020年11月1日

発信者:本部

はるえ様と大亮様ご夫妻は、たわわに実った稲を刈り取られた(10月22日、天理高農事部杣之内農場で)

はるえ様と大亮様ご夫妻は、たわわに実った稲を刈り取られた(10月22日、天理高農事部杣之内農場で)

日々に丹精込め豊かな実りに恵まれ

親里の秋恒例の「本部稲刈り」は10月22日、天理高校農事部杣之内農場で行われた。この伝統行事は、「おふでさき」などの原典に見られる、農事に例えて説かれた教えを味わおうという中山正善・二代真柱様の思いから始められたもの。

今年は梅雨前線が長く停滞したことから、中国から害虫が日本へ飛来。西日本を中心に、水田が局所的に枯れる「坪枯れ」の被害に見舞われたところがあった。
親里でも、害虫による作柄への影響が心配されたが、農事部の生徒たちの日々の丹精により、例年並みの豊かな実りがもたらされた。

秋らしい爽やかな空気に包まれた、この日の親里。

午前10時すぎ、真柱様ご夫妻と大亮様ご家族がご到着。真柱様、大亮様の長女・まさえ様が、近くからご覧になるなか、はるえ様と大亮様ご夫妻は、本部在籍者や勤務者、学校関係者ら約150人と共に、鎌を手に稲田へ入られた。

関係者ら約150人による作業で1反7畝(約17アール)の田から約13俵分(約780㎏)の米が収穫された。

この後、はるえ様と大亮様ご家族は隣接する畑へ。スコップを使ってサツマイモを収穫された。

一方、農事部の生徒らは刈り取った稲を麻ひもで数株ずつ束ねて縛り、稲架に掛けていった。この後、10日ほど天日干しされ、脱穀と籾摺りを経て、教会本部へお供えされる。