浸水被害の高山市へ 令和2年7月豪雨 – 岐阜教区隊

■2020年7月20日

岐阜教区隊(中島悟隊長)は、高山市社会福祉協議会および災害支援活動を目的とするNPO法人「Vネット」から要請を受け、7月15日から20日にかけて同市朝日町へ出動。6日間で延べ133人が出動し、浸水被害に遭った民家などで土砂や災害ごみの撤去に従事した。

市内では、飛騨川など多くの河川が氾濫。朝日町や久々野町などで浸水被害が多発した。市社協は10日にボランティアセンターを立ち上げたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、個人ボランティアを募集せず、災救隊をはじめ災害支援活動の経験がある団体に支援を要請した。

県議会議員も務める、Vネットの川上哲也理事長(57歳)は「災救隊の皆さんには、一昨年の豪雨災害の際にも力を貸していただいた。一般ボランティアとは異なり、現場の作業を包括的に担えることが大きな強みだと感じる。これからも共に災害救援に従事していきたい」と話した。

なお、婦人会笠岡支部から寄せられた支援物資を、中島隊長が朝日町へ寄贈した。