日中のたすけ合いを仲介 – 京都府・園部分教会

■2020年3月25日

南丹市の園部分教会(中西興会長)の仲介により、先ごろ中国の社会団体「中国人民対外友好協会」から兵庫県へ抗菌消毒スプレー約6600本が寄付された。

これは兵庫県が2月、広東省などにマスク約100万枚を提供したことへの返礼として行われたもの。中西会長が同協会の職員と知り合いだったことから相談を受け、親交のある内藤兵衛・兵庫県議会議員に相談して実現した。

3月25日、中西会長と共に兵庫県庁を訪庁した、同協会の日本側窓口となる志賀建華・日中平和発展促進会理事長は、「中国が大変なときに、たすけてもらった。少しでもお役に立てれば」と、抗菌消毒スプレーと感謝状を井戸敏三知事へ手渡した。

中西会長は「日本だけでなく、全世界が大変な状況にあるなか、国同士のたすけ合いに少しでも協力できたことを、とてもありがたく思う」と語る。

なお、この様子は中国国営放送で放映されたほか、電子版「神戸新聞NEXT」でも紹介された。