新教務支庁舎竣工 – 熊本教区

■2020年7月4日

熊本教区(小森正一教区長)では、このほど新教務支庁舎が完成。7月4日には、中田善亮・表統領を迎えて竣工式が執り行われた。

4年前の平成28年4月に発生した熊本地震により、庁舎建物が損壊。倒壊の危険性が高まったことから解体・撤去された。

その後、新庁舎の普請に向けて歩みを進め、平成30年7月に「ふしん委員会」が発足。翌令和元年5月の起工式、12月の上棟式を経て、今年完成した。

迎えた竣工式は、新型コロナウイルス感染拡大への配慮から教区内の役職員のみで勤められた。

当日、熊本県内は未明から朝にかけて激しい雨に見舞われたが、開始時には落ち着いた状態に。中田表統領のテープカットの後、小森教区長の案内で新庁舎内を視察。式典では、お礼のおつとめ、真柱様の祝電披露に続いて、中田表統領があいさつした。

この後、一同を代表して小森教区長がお礼のあいさつを述べた。

新庁舎の建築面積は664.62平方メートル。フッ素樹脂塗装鋼板瓦棒葺鉄骨造平家建てで、延べ床面積は597.27平方メートル。参拝場のほか、会議室、応接室、事務室、食堂などを備えている。

なお、神殿の欄間や、神床と参拝場を仕切る襖の「引き手」は、旧庁舎のものが使われている。

〔熊本教区・吉田代表社友〕