ひのきしんスクール – 滋賀教区

■2019年12月8日

滋賀教区布教部(深谷德重部長)は12月8日、大津市の教務支庁で「ひのきしんスクール」を開催、26人が参加した。

今回のテーマは「性の問題についての理解と支援」。いわゆる「LGBT」(性的少数者の総称)について、専門家とトランスジェンダーの当事者による講義のほか、グループトークが行われた。

講師の一人、思春期保健相談士の徳永桂子氏の講義では、「LGBT」についての歴史的背景を踏まえながら、現在の状況や性を取り巻く問題などを説明。日本の人口の約8パーセントともいわれるLGBTの人たちは「自分の周りにいるのが当たり前」との認識を持つとともに、「性の特性は、その人の一面でしかない。その人の全体を見ることが大切」と語った。

〔滋賀教区・中西代表社友〕