別席

別席

別席とは

おさづけの理拝戴の記念写真

別席は「おさづけの理」を戴くために、おぢばで聴かせていただく親神様のお話です。このお話を聴くことを「別席を運ぶ」といいます。

別席を運ぶ

別席場

「おさづけの理」を戴く席を本席というのに対して、「おさづけの理」を戴く前に、取次人より、親神様のお話を聞くための、別に設けられた席を別席といいます。
別席では聞き落としや取り違いのないように、また、忘れることのないようにという上から、同じお話を9回聴きます。

別席のお誓いから仮席まで

お誓い・初席

天理教の教えに触れ、お話を聴き、さらにおぢばでこの教えをしっかりと心に治めたいとの思いから、別席を運ばれることと思います。
別席を運ぶ順序としてはまず、「別席の誓い」をします。
この「別席の誓い」は、初めて別席を運ぶに際しての心構えを申し述べて、決心の程を表明するものです。

中席

1席、2席と運ぶ中でこれまでの通り方を振り返り、お話の理によってだんだんと心を洗い立て、入れ替えるとともに、心に治まったところを身に行うことが大切です。
繰り返しお話を聴かせてもらい、ほこりを払い、行いを正すうちに、心は澄んで、“たすけてほしい”との願いは“たすかってほしい”との念(おもい)へと変わっていきます。

満席・おさづけの理拝戴・仮席

9席目で満席となり、何よりも尊い天の与えである「おさづけの理」を戴きます。別席中に培った、人をたすけたいとの誠真実の心に、生涯の宝として「おさづけの理」が授けられるのです。「おさづけの理」を戴いた後の仮席では、「おかきさげ」(お書き下げ)と呼ばれる書き物が渡され、「よふぼく」としての日々のつとめ方についてのお話を聞きます。これは、「おさづけの理」を授けられて、「よふぼく」となった者の心の治め方やつとめ方の要点について、親神様のお言葉を書きとったものです。

別席を運ぶ際の準備・諸注意

別席の受付

別席を運ぶには、まず所属の教会を通じて、直属教会に申し出て、願書類を準備します。その上で、おやさとやかた東左第1棟1階のお誓いの受付へ願書類を提出します。
2席目以降の別席を運ぶ際は、席札を持って別席受付にお越しください。

席札は別席を運ぶたびに必要ですから、なくさないよう、満席になるまで各自で大切に保管してください。ただし、教会や詰所でまとめて保管している場合もあるので、所属の教会にお尋ねください。
万一、席札を忘れた場合は、別席受付に申し出てください。

別席運び方について

  • 別席は満17歳になる月から運べます。
  • 別席を運ぶ人は、先ず「別席の誓い」をしなければなりません。
  • 別席は月に1席、9ヶ月運んで9席(満席)を原則とします。
    ※2席以上運べる地域の方は「別席運び方席数表」で確認してください。
  • いかなる場合も、運んだ席数だけ月を経なければ次の席を運ぶ事が出来ません。
    ※例えば、3月に3席運んだ場合、4月、5月を空けて6月以降でないと運ぶことが出来ません。
  • 9席目は初席から9ヶ月目以降でなければ運べません。
  • 席札を紛失した場合は、運び直しとなります。

地域ごとの別席運び方席数

原則として1カ月に1席と定められていますが、地域によって運ぶことのできる席数が以下のように定められています。

別席運び方席数表 187.4現在
席数 地域
1席 大阪府全域。奈良県 京都府 三重県 兵庫県 滋賀県 和歌山県のうち、下記の地域を除く全域。
2席 奈良県 上北山村 下北山村 十津川村
京都府 舞鶴市 宮津市 福知山市 綾部市 京丹後市 南丹市 与謝郡 船井郡
三重県 尾鷲市 熊野市 志摩市 度会郡 北牟婁郡 南牟婁郡
兵庫県 洲本市 豊岡市 たつの市 赤穂市 西脇市 相生市 加西市 丹波篠山市 養父市 丹波市 南あわじ市 朝来市 宍粟市 淡路市 神崎郡 揖保郡 赤穂郡 佐用郡 美方郡 多可郡 家島諸島(姫路市家島町)
滋賀県 長浜市 高島市 米原市
和歌山県 新宮市 田辺市 御坊市 日高郡 西牟婁郡 東牟婁郡
岐阜県 愛知県 福井県 岡山県 香川県 徳島県
3席 東京都(伊豆諸島・小笠原諸島を除く) 埼玉県 神奈川県 山梨県 富山県 長野県 静岡県 石川県 鳥取県 島根県(隠岐群島<隠岐郡> を除く) 広島県 山口県 高知県 愛媛県
5席 北海道 青森県 岩手県 秋田県 山形県 宮城県 福島県 群馬県 栃木県 茨城県 千葉県 新潟県 福岡県 佐賀県 熊本県 大分県 宮崎県 長崎県 鹿児島県 沖縄県
東京都のうち、伊豆諸島(大島-大島町 利島村 新島村 神津島村 三宅島-三宅村 御蔵島村 八丈島-八丈町 青ヶ島村) 小笠原諸島(小笠原村)
島根県のうち、隠岐群島(隠岐郡)

◎海外……初席から9席まで。ただし中休みが1日必要

「別席運び方について」はこちらからPDFでも閲覧できます。
別席運び方について

受付時間

お誓い

8:00~15:00
※祭典日は別席受付時間と同様(下記参照)
◎お誓いのない日……12月28日〜1月1日

別席

午前席午後席
通常8時〜9時30分正午〜1時30分
月次祭(大祭以外の26日)なし1時〜2時
春季大祭(1月26日)8時〜9時30分なし
教祖誕生祭(4月18日)なし2時〜3時
秋季大祭(10月26日)なし正午〜1時

◎別席のない日……12月28日〜1月1日

おさづけの理拝戴

おさづけの理拝戴の願書の受付時間は、別席の受付時間と同様です。
ただし、本部祭典日は、既に9度の別席を済ませ、おさづけの理拝戴を願い出る人に限り、下記の時間に受付ができます。

午前午後
月次祭(春季大祭以外の26日)なし正午〜1時
春季大祭(1月26日)8時〜9時30分なし
教祖誕生祭(4月18日)8時〜9時30分祭典終了後〜2時

※おさづけの理拝戴およびおはこびについては、事前に所属の教会にご確認ください。

別席・おさづけの理拝戴の手続き(諸願書)

別席とおさづけの理拝戴に関する願書類は、所属の教会または信者詰所で準備してください。

お誓い・初席

「別席願」、「席札」に「幣帛料」を添えて、本人がお誓いの受付に提出してください。

※「別席願」、「席札」は毛筆、墨書(ペン書きは不可)とする。「別席願」は直属教会長の署名捺印を要します。

※住所は、現住所を番地、何々方、○○アパート何号室等まで明記し、必ず都道府県名を書いてください。

※外国語の「別席願」は、黒色インクペンまたは黒色ボールペン書きでも可とします。また、外国語の「席札」は、直属教会名、所属教会名、国名以外は黒色インクペンまたは黒色ボールペン書きでも可とします。

おさづけの理拝戴

既に9度の別席を済ませた人、または9度目の別席を運ぶ人が、「おさづけの理拝戴願」、「席札」に「幣帛料」を添えて、本人が受付に願い出てください。

※「おさづけの理拝戴願」は毛筆、墨書(ペン書きは不可)で直属教会長の署名捺印を要します。

※外国語の「おさづけの理拝戴願」は、黒色インクペンまたは黒色ボールペン書きでも可とします。

別席の傍聴

「別席傍聴願」に「幣帛料」を添えて、受付に提出してください。なお、「別席傍聴願」、「幣帛料」は毎席必要となります。

※傍聴は原則、身上者の付添いに限ります。また、1人の別席者に対して1人とします。

※「別席傍聴願」は黒色インクペンまたは黒色ボールペン書きとします。

所属教会の変更

別席運び中に所属教会が変わった場合は(他直属への所属変更も含む)、新旧所属教会長の署名捺印した「中席者 所属変更届」を、貼り紙訂正した「席札」と共に別席受付に提出してください。

※「中席者 所属変更届」は黒色インクペンまたは黒色ボールペン書きとします。

住所、氏名の変更または誤記の訂正

住所、氏名に変更があった時、または誤記のある場合は、新旧又は正誤を書いた「中席者 変更・訂正届」を、貼り紙訂正した席札と共に別席受付に提出してください。

※「中席者 変更・訂正届」は黒色インクペンまたは黒色ボールペン書きとします。

その他

「席札」を紛失した場合は、原則、運び直しとなります。
ただし、席札のコピー等があれば再下付が可能な場合もあるので、別席受付へ相談してください。

※「席札再下付願」は黒色インクペンまたは黒色ボールペン書きとします。

お問い合わせ先

【別席受付】
TEL=0743-63-1671 内線=3421

「別席傍聴願」、「中席者 所属変更届」、「中席者 変更・訂正届」、「席札再下付願」の用紙は、下記のリンクからダウンロードできます。

別席場の周辺地図

おやさとやかた東左第1棟および2棟が別席場として使われています。受付は東左第1棟の1階です。

託児・通訳もあります

通訳

日本語以外の言語で別席を運ばれる人が、録音テープ、もしくは同時通訳で拝聴可能な言語は通訳対応言語記載の通りです。
また、「別席の誓い」には通訳が同席します。通訳に関する依頼、お問い合わせは海外部翻訳課(TEL=0743-63-2433内線5364・5365)まで。

なお、別席のしおり、ならびに席札、願書は、各言語に翻訳されたものが用意されています。所属の教会または信者詰所にお問い合わせください。

手話通訳・文字通訳

手話通訳・文字通訳もあります。お問い合わせは、布教部社会福祉課(TEL=0743-63-6161)まで。

託児

別席場の北東にある天理託児所では、別席者や修養科生の子どもをお預かりしています。
希望者は別席を運ぶ前に、直接、託児所へお越しください。お問い合わせは、天理託児所(TEL=0743-63-3097 内線5724)まで。

通訳対応言語

英語/韓国語/北京語/ミン南語/広東語/ドイツ語/フランス語/スペイン語/ポルトガル語/イタリア語/ロシア語/インドネシア語/タイ語/フィリピン語/ネパール語/ネワール語/ベンガル語/ラオス語/ヒンディー語/ベトナム語/モンゴル語 ほか
※ネワール語、インドネシア語、ベンガル語、ラオス語はテープのみ。

また、次の言語は、直接お取り次ぎが行われる場合もあります。
英語/韓国語/北京語/フランス語/スペイン語/ポルトガル語/インドネシア語/ドイツ語
詳しくは、別席掛(TEL=0743-63-1511内線3421)にお問い合わせください。
または、別席外国語スケジュールで確認してください。

別席外国語スケジュール

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