おやのことば 1月22日

全7巻の「おさしづ(改修版)」には、膨大な量の神言が収められていますが、その中でも、特に好きな言葉の一つです。

職場や家庭、学校などで人間関係に行き詰まったとき。落ち込んで、やる気がわいてこないとき。そういうときには、この言葉を心の中で繰り返してみましょう。どこかに書き記して、時々読み返すのも良いかもしれません。ストレス社会に生きる現代人にとって、まさに生き方の指針となる言葉ではないでしょうか。

「心澄み切りたらば、人が何事言うても腹が立たぬ。それが心の澄んだんや」

なんと高邁な境地でしょうか。この道の信仰によって、われわれには、このような人になる可能性が与えられているのです。

もちろん、理想を掲げることと実行することは、同じではありません。それでも、この言葉を読み返すと、なんとも晴れやかな気持ちになってきます。毎日の生活の中では、すべてが思い通りになるわけではありません。ささいなことで不足し、不安や迷いを感じてしまう。しかし、教祖を通して伝えられた親神の教えをもとにきょうを生きるとき、われわれは、まったく新たな人生を確固たる指針を持って生きることができる。少なくともその可能性は、すべての人に与えられています。

新たな年が始まりました。今年は、この理想に一歩でも近づくことができるでしょうか。(岡)

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