春の学生おぢばがえり 開催(3月28日)

■2011年3月31日

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被災地へエール込め
立教174年「春の学生おぢばがえり」
真柱様「これまで以上に教祖の思いに近づく努力を」


立教174年「春の学生おぢばがえり」は3月28日、親里で開催された。今年のテーマは「世界の友にをやの思いを――さあ! ここ、おぢばから」。

真柱様ご夫妻、前真柱様が臨席された式典には、道につながる全国各地の高校・大学生ら約4876人が結集。その中には「東北関東大震災」の被災地から帰参した学生の姿も見られた。

実行委員会では、今回の震災の被災状況を考慮して、予定していた後夜祭「春まつり」に代えて、全体行事として「明日へのつどい」を企画。学生代表による感話のほか、本部夕づとめに合わせてお願いづとめが勤められた。


式典でお言葉に立たれた真柱様は、このたびの震災の大節について、あらためて言及。震災で亡くなった人々や被災した人々に対して哀悼とお見舞いの言葉を述べられるとともに、学生たちにはこの節を通して信仰的な思案を深めることを求められた。

そして、教祖がたすけ一条の親心をもってお示しくだされたひながたの道をたどる大切さを諭され、「常に教祖のひながたに照らして自らを見つめ直し、心の成人を図るとともに、教祖のお心との間にすき間をつくらないように、一層の努力をしていただきたい」と述べられた。

真柱様のお言葉を胸に治めた学生たちは、震災を“わが事”と受けとめるとともに、共に成人の一歩を踏み出す決意を新たにした。

実行委員会では、27日から29日にかけて救援募金窓口を同事務局に設置するとともに、式典参加者全員に被災地へのメッセージカードを配布した。

学生たちから寄せられたメッセージは後日、被災教区へ届けられる予定。

また27日には、宮城・岩手を含む東北ブロック5教区の学生ら約50人が、天理駅前や天理本通りなど市内4カ所で街頭募金を実施した。


本部中庭で行われた式典には、道の学生ら4876人が参加した(3月28日)


「明日へのつどい」に参加した学生たちは、震災の節に際して“いまできること”を考え、互いの成人を誓い合った(3月28日、東泉水プール前広場で)