天理大学が「スポーツ功労団体表彰」(11月1日)

■2010年11月29日

文科省新設「功労団体表彰」受賞
長年のスポーツ貢献に高評価
学校法人天理大学


学校法人天理大学(安野嘉彦理事長)は先ごろ、多年にわたるスポーツ活動への支援と、国際競技力の向上に寄与したとして、文部科学省が新設した「スポーツ功労団体表彰」を授与された。1日に東京都内で行われた「スポーツ功労者顕彰」「国際競技大会優秀者等表彰」を兼ねた表彰式には、法人を代表して、理事を務める飯降政彦・天理大学学長が出席。併せて、世界柔道選手権100キロ級で初優勝した天理大職員の穴井隆将選手には「スポーツ功労者表彰」が贈られた。


文部科学省ではこの夏、新たなスポーツ文化の確立を目指すとともに、今後10年間のスポーツ政策の方向性を示すうえから「スポーツ立国戦略」を策定した。

その一環として新設された「スポーツ功労団体表彰」は、世界的規模の競技会において優れた成果を挙げた選手のスポーツ活動に対して、多年にわたり支援を続け、日本の国際競技力の向上に寄与したとされる企業や学校に贈られるもの。

第1回となる今回は、計9団体が選出。そのうち大学組織では、同法人のほか山梨学院大学、関西大学など計4団体が受賞した。

同法人の選出理由としては、スポーツの発展に対する長年の貢献とともに、世界王者となった穴井選手の継続的なサポートへの高い評価が挙げられている。

(天理時報 立教173年11月28号)