続報 奄美大島・豪雨災害(11月4日)

■2010年11月16日

被災地へ増援
災救隊 鹿児島教区隊


既報の通り、災害救援ひのきしん隊(=災救隊・田中勇一本部長)鹿児島教区大島支部隊(久保健市隊長)は、記録的な豪雨に見舞われた鹿児島県奄美大島の被災地へ迅速に出動。10月24日から秋季大祭祭典日を除く10月31日にかけて、被災家屋に流れ込んだ土砂の搬出などを行った。

10月28日には田中本部長が現地入りし、今後の対策について検討。被災地には一般ボランティアが個々に集まるものの、復旧には組織的な作業が必要と判断、鹿児島教区隊(郡山善久隊長)による増援を決定した。

これにより、同教区隊の隊員27人が現地へ。支部隊に合流、第2次隊を結成した。

11月4日には、最も被害の大きかった奄美市住用町へ出動。市の要請により、濁流にのまれて高齢者2人が亡くなったグループホーム「わだつみ苑」などで復旧作業に尽力した。

第2次隊は、11月7日までの4日間にわたり実動。延べ196人が被災地の復旧に力を尽くした。