『おくりびと』原作者が講演 第28回「一れつきょうだい」推進研修会(2・27)

■2009年4月1日

米国アカデミー賞外国語映画賞に輝いた『おくりびと』の原作者が親里で講演–天理教啓発委員会(植谷文雄委員長)は2月27日、『納棺夫日記』の著者である青木新門氏を講師に迎え、陽気ホールで第28回「一れつきょうだい」推進研修会を開催、537人が詰めかけた。 「いのちのバトンタッチ」と題する講演では、遺体を清め、棺に納める”納棺師”として歩んだ半生を振り返った。 世間や身内の冷たい視線を浴びる中で抱えた葛藤や悩み。そこから見いだした命の輝き 。青木氏は、幾多の「死」と向き合うことで気づいた「生」の尊さや素晴らしさについて、約1時間半にわたって語った。

(立教172年3月8日号)