道友社「年頭社友会」(1・25)

■2009年2月20日

時報普及・活用さらに推進

2月末から「普及キャンペーン」開始

道友社(上田嘉太郎社長)の立教172年「年頭社友会」は1月25日、道友社6階ホールで開催、直属社友と教区代表社友145人が集まった。 あいさつに立った上田社長はまず、時報の手配り活動について、本紙1月25日号の手配り分が全体の37・9パーセントを占めていることを明らかにしたうえで、3年目の目標である「50パーセントの手配り率も不可能ではないところまで来ている」と話した。 続いて、道友社と教区・支部および直属教会との共催で昨年から始まった「天理時報読者大会」に言及。時報読者を対象とする同大会を通じて、「顔を合わす ことのなかった手配りひのきしん者と読者、あるいは読者同士が一堂に会することで、新たな出会いが生まれている」として、今後の取り組みに期待を寄せた。 また、手配り実施支部が開催している「手配りひのきしん者の集い」についても「非常に重要なもの」であり、「手配りひのきしん者の約半数を占める一般よ うぼくは、いわば”一番活動的なようぼく”。その方々が互いに親しくなる、励まし合う、たすけ合う姿が生まれていけば、地域活動の核となるグループに育つ のではないか」と述べ、こうした集いや大会などの”出会いと交流の場”を積極的に持つことで、「読者のつながりを強め、その輪を広げていくことを一層進め ていきたい」と話した。 一方、普及・活用の動きについては、希望する直属教会で順次開催されている「天理時報普及活用促進講習会」により、減部傾向に歯止めが掛かっていること を報告。今後とも「『ようぼくネットワーク』をもっと太く密な網の目にするとともに、それを広げていくためにも、時報の購読部数を増やすことは欠かせな い」との思いを示した。 そして「熱心なようぼく家庭であっても、その子弟が進学や就職、結婚のために家庭を離れる場合に、果たしてそこへ時報が届いているかと考えると、まだま だ増部する余地がある」として、「ようぼくの成人、あるいは勇みのうえで時報は欠かせないもの。時報が毎週届いている者と、そうでない者とでは、やがて成 人の度合いに大きな差が出てくるだろう」と話し、ようぼく・信者の丹精に時報を一層活用するよう呼びかけた。 こうした普及・活用の動きを”後押し”する意味で、2月末から「時報普及キャンペーン」を実施。8月末までの期間中、半年間の定期購読料金を通常(1千980円)の半額に相当する1千円で提供していくと発表した。 上田社長は「お道の情報から遠ざかっていたようぼくが信仰をよみがえらせる、あるいは教会が恋しくなるという姿が出てくるまでには、半年くらい読んでも らう必要がある」として、「読んでもらいたい、届けたいという人に勧めていただく、あるいは丹精の意味で教会から贈るなど、いろいろな使い方ができる」 と、キャンペーンの活用を訴えた。 このほか、第12号まで発行している『すきっと』を、「ようぼくが身近な人に手渡しする非常に有効な”にをいがけのツール”」として、あらためて活用するよう求めた。 また、一昨年4月にオープンしたオンライン書店「道友社Webストア」の一層の活用を促す一方、7月の「東京国際ブックフェア」へも、「にをいがけを主たる目的」に今年も出展することを表明した。 最後に、上田社長は「今年1年、布教部・道友社が合力しての活動に、どうかお力添えを頂きたい」と話を締めくくった。

(立教172年2月1日号)